八尾市議会 2021-02-19
令和 3年 3月定例会本会議−02月19日-01号
令和 3年 3月
定例会本
会議−02月19日-01
号令和 3年 3月
定例会本
会議
┌─────────────────────────┐
│ 2月19日
八尾市議会定例会(第1日)
会議録 │
└─────────────────────────┘
〇
議事日程第1号
令和3年2月19日(金)午前10時開議
┌───┬───────┬──────────────────────────────┐
│日 程│事 件 番
号│ 件 名
│
├───┼───────┼──────────────────────────────┤
│第 1
│ │会議録署名議員指名の件
│
├───┼───────┼──────────────────────────────┤
│第 2
│ │会期決定の件
│
├───┼───────┼──────────────────────────────┤
│第 3
│ │議会の委任による
専決処分について(報告)
│
├───┼───────┼──────────────────────────────┤
│第 4
│ │令和2年度
包括外部監査の結果に関する
報告書について(
提出) │
├───┼───────┼──────────────────────────────┤
│第 5
│ │八尾モール株式会社の
経営状況について(提出)
│
├───┼───────┼──────────────────────────────┤
9 番 議 員 土 井 田 隆 行
10 番 議 員 重 松 恵 美 子
11 番 議 員 西 田 尚 美
12 番 議 員 畑 中 一 成
13 番 議 員 大 野 義 信
14 番 議 員 吉 村 拓 哉
15 番 議 員 西 川 あ り
16 番 議 員 大 星 な る み
17 番 議 員 竹 田 孝 吏
18 番 議 員 坂 本 尚 之
19 番 議 員 桝 井 政 佐 美
20 番 議 員 田 中 慎 二
21 番 議 員 阪 本 忠 明
22 番 議 員 奥 田 信 宏
23 番 議 員 田 中 裕 子
24 番 議 員 谷 沢 千 賀 子
25 番 議 員 越 智 妙 子
26 番 議 員 杉 本 春 夫
27 番 議 員 露 原 行 隆
28 番 議 員 田 中 久 夫
職務のため出席した
市議会事務局職員(4人)
事務局長 渡 辺 孝 司
次長兼
議事政策課長 田 口 琢 也
参事 藤 本 隆 行
議事政策課長補佐 長 野 美 裕
説明のため出席した者(27人)
市長 大 松 桂 右
副市長 植 島 康 文
副市長 東 口 勝 宏
病院事業管理者 福 田 一 成
水道事業管理者事務取扱水道局長赤 鹿 義 訓
危機管理監 宮 田 哲 志
政策企画部長 松 岡 浩 之
総務部長 原 田 奈 緒 美
人事担当部長 築 山 裕 一
財政部長 山 原 孝 英
人権文化ふれあい部長 太 尾 利 治
市民ふれあい
担当部長 村 上 訓 義
地域福祉部長 當 座 宏 章
健康まちづくり部長 浅 原 利 信
保健所長 高 山 佳 洋
こども未来部長 吉 川 貴 代
経済環境部長 浅 川 昌 孝
環境担当部長 鶴 田 洋 介
都市整備部長 金 子 秀 行
下水道担当部長 井 出 信 夫
建築部長 比 留 間 浩 之
消防長 石 田 隆 春
市立病院事務局長 山 原 義 則
(
教育委員会)
教育長 中 山 晶 子
副
教育長兼
教育総務部長 新 堂 剛
生涯
学習担当部長 田 中 淳 二
学校教育部長 今 岡 誠 司
────────────────────────────────────────────
令和3年2月19日(金曜日)午前10時開会
○議長(
西田尚美)
ただいまから、本日をもって招集されました、
令和3年3月
八尾市議会定例会を開会いたします。
─────────────────────
○議長(
西田尚美)
開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
本日、3月
定例会を開会いたしましたところ、議員並びに
執行部の皆様には御出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
さて、
今期定例会に市長から提案されます案件は、
令和3年度各会計の当初
予算案など、いずれも、
市行政にとりまして重要なものばかりであります。
本
会議あるいは
委員会を通じて慎重な御審議をいただきますとともに、議事の円滑な運営にも格段の御協力を賜りますようお願いを申し上げます。
なお、
今期定例会も引き続き、
新型コロナウイルス感染症対策の一環といたしまして、3密を避けるため、
会議中は議場の各扉を開放すること、適宜、休憩を取り、演壇、
質問席等の消毒を行うこと、議員の座席の変更並びに最小限の
執行部の出席により、ソーシャルディスタンスの確保に取り組んでおります。
また、
今期定例会も引き続き、議場の
議長席、演壇及び
質問席に透明の板の
パーティションを設置しております。
パーティションを設置している場所での発言は、マスクを外していただくことも可といたします。
議員並びに
執行部の皆様におかれましては、よろしく御理解いただきますようお願い申し上げ、開会の御挨拶といたします。
それでは、市長から挨拶を願います。
市長。
◎市長(
大松桂右) 〔登壇〕
令和3年3月
定例会の開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
本日、ここに3月
定例会を招集いたしましたところ、
議員各位におかれましては御出席を賜り、心より厚くお礼申し上げます。
本
定例会に提出いたします案件は、
令和3年度各
会計予算など、いずれも重要な案件でございます。各議案の内容につきましては、副市長から御
説明いたしますので、何とぞ慎重なる御審査を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、会期中、
人事議案や
予算議案を追加提出させていただく予定であります。
議会日程に御配慮いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
さて、
新型コロナウイルス感染症をめぐっては、大阪府で
緊急事態宣言が発令中であります。市民や
事業者の皆様には、外出の自粛や営業時間の短縮など、御協力をいただいた結果、直近の10万人当たりの
感染動向では、第3波のピーク時の38.26人から4.5人と
減少傾向にあります。
しかしながら、現在も20名以上の市民の皆様が療養中であり、
緊急事態宣言解除後の新たな感染の増加も懸念されることから、いまだ予断を許さない状況にあります。
本市は、これまで
保健所を中心として
感染拡大防止策を精力的に展開しており、常時、
即応体制で対応に当たっております。とりわけ現在は、本市においても、
新型コロナウイルスワクチンの接種を受けていただける準備を急いでいるところであります。引き続き、市民の皆様の不安に寄り添いながら、現在、我々を見舞う
新型コロナウイルス感染症の危機を乗り越えてまいります。
市議会におかれましても、引き続き、御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、開会の御挨拶とさせていただきます。
どうかよろしくお願いいたします。
─────────────────────
○議長(
西田尚美)
それでは、
出席議員が定足数に達しておりますので、これより本日の
会議を開きます。
─────────────────────
○議長(
西田尚美)
この際、
市議会事務局長から
事務報告をさせます。
◎
市議会事務局長(渡辺
孝司)
初めに、
今期定例会に際しまして、
議事説明員の回答がお
手元配付のとおりに参っておりますので、御報告申し上げます。
次に、
アメリカ合衆国が昨年11月に臨界前
核実験を実施した旨の報道を受け、
八尾市議会として、
抗議文を
アメリカ合衆国駐日大使館に送付いたしましたので、御報告いたします。
以上でございます。
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
八総総第205号
令和3年2月8日
八尾市議会議長
西田 尚美 様
初めに、昨年から猛威を振るう
新型コロナウイルス感染症は、いまだ世界を席巻しており、本市においても、誠に残念ながら、多くの尊い命が奪われました。御遺族の悲しみは、想像に難くありません。ここにお亡くなりになられました方々へ、衷心より御冥福をお祈りするとともに、現在も治療を続けておられる方や、罹患された皆様の一日でも早い御回復を、心よりお祈り申し上げます。
現在も官民問わず、医療現場をはじめ、各種事業所で働いておられる方々は、厳しい状況の中、
新型コロナウイルス感染症との戦いを続けておられます。
私たちの命は、そのような最前線で働く多くの方々の使命感と献身的な活動に守られており、心から敬意を表す次第でございます。
市民や
事業者、各種団体などの皆様には、この間、感染拡大防止に御理解、御尽力を賜り、改めて感謝申し上げます。
また、自らも大変な状況にもかかわらず、多くの方々から感染防止対策物資や金員などの御寄附も頂いており、感謝の念に堪えません。
本市は、こうした多くの方々の御協力や思いに応え、コロナ危機に対応するために、
保健所を中心に、多くの
感染拡大防止策を講じてまいりました。
しかしながら、コロナ禍は2度目の
緊急事態宣言の発令や医療体制の危機をもたらすなど、今も私たちの暮らしに大きな影響を及ぼしており、今後も予断を許さない状況にあります。
令和3年度の市政運営に当たっては、
新型コロナウイルス感染症対策を最優先課題といたします。私が先頭に立ち、刻一刻と変化する状況を的確に捉え、臨機応変に対策を打ち出すなど、市民の皆様の命と生活を守り抜く決意であります。
あわせて、4月からは
八尾市第6次総合計画がスタートをいたします。コロナ禍を乗り越えた先に、大きく広がる
八尾の成長と発展の実現に向けた取組も着実に行い、全ての市民に光が当たり、誰一人取り残さないまちづくりを、市民の皆様に寄り添いながら、しっかりと推し進めてまいる所存であります。
本市を取り巻く状況としては、
令和元年12月以降、世界規模で
新型コロナウイルス感染症が拡大し、
事業者等への休業要請、学校園の全国一斉臨時休業や施設の使用制限要請など、2度にわたる
緊急事態宣言の発令により、社会経済への影響はもとより、市民生活に甚大な影響が出ております。市民の暮らしや地域のコミュニティー活動は、3密
会議の定着などといった新しい生活様式への対応が求められるなど、感染拡大以前とは比べようもないほどに一変し、大きな制約を受けています。
市民の皆様からは、社会経済活動の停滞による収入減少や
新型コロナウイルス感染症に対する不安など、経済的、精神的な不安に対する声が数多く寄せられており、感染拡大の長期化に伴い、行政が講じる
新型コロナウイルス感染症対策等の動向に対する市民の皆様の注目や期待は、日を追うごとに増しております。
新やお改革プランにおける市の中期財政見通しでは、
令和3年度以降、公債費、社会保障関係経費の増加などの影響により、多額の財政調整基金等の取崩しが必要になる見通しであり、さらに
新型コロナウイルス感染症の影響による景気の悪化に伴い、法人市民税等の税収の落ち込みが想定されるなど、非常に厳しい財政状況になるものと予想しております。
新やお改革プランに基づく取組のみではなく、既存事業の見直しや事業費の平準化等が不可欠となっております。
次に、
令和3年度の基本認識として、市民の命と暮らしを守るために、
新型コロナウイルス感染症対策について、最優先に取り組むとともに、新しい生活様式への対応や
事業者等への支援策など、地域経済活動を回復させていく取組が求められております。
新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、自然災害への備えや積極的な健康づくりの展開など、市民の暮らしの安全・安心を高めるためには、様々な主体との連携や支援など、
八尾市第6次総合計画に掲げる共創と共生の地域づくりに基づく施策展開が必要であると考えております。
町の活力を引き出し、その効果が全ての世代へも循環する流れを生み出すためには、子育て世代を中心に、現役世代への重点投資を行うとともに、支援を必要とする市民への取組についても、着実に進める必要があります。
国や大阪府との連携の下、戦略的プロモーションを継続的に展開するとともに、2025年大阪関西万博に地元自治体として参画し、その波及効果を最大限に、
八尾の成長につなげるための先行的な取組が必要です。
住みたい、住み続けたいと思われる町となるためには、改革の歩みを止めず、職員一人一人が市民の立場に立って市民ニーズを的確に捉え、民間企業と行政が双方の強みを生かした連携により、市民サービスの向上や地域経済の活性化を実現する取組を進める必要があります。
次に、
令和3年度の基本姿勢として、
新型コロナウイルス感染症対策について、引き続き、最優先に取組を進め、あわせて
八尾の成長を止めることのないように、
令和3年度においても、子ども・子育て、安全・安心、魅力・活力を、市政運営の3つの最重要ポイントとして位置づけ、後に
説明いたします重点取組を中心に、各種の取組を展開いたします。
各取組に当たっては、限られた資源を最大限活用するとともに、市民サービス向上に向けた公民連携などの新たな取組へチャレンジする、意欲にあふれた職員育成にも取り組みます。
八尾で生まれ、育ち、学び、働き、歴史や文化などに親しみ、
八尾に住み続けてほしい。私は常にそうした気持ちを胸に、全ての市民が
八尾に愛着を持っていただけるよう、魅力あふれる
八尾へ成長させてまいります。
八尾を愛する思いが次世代に受け継がれるという好循環が生まれることで、
八尾の成長を皆でつないでいく。そのような誰もが愛する町、
八尾を目指し、
令和3年度の市政運営を進めてまいります。
まず、重点取組のうち、
新型コロナウイルス感染症対策につきましては、感染拡大防止と経済活動の回復に向け、影響を受けた市民、
事業者への支援や感染状況を的確に捉えた各種対策を、
令和2年度に引き続き、重点的に進めてまいります。
保健所による積極的疫学調査等の感染拡大防止の取組、市立病院による陽性患者の入院受入れ及び検査対応など、行政に求められる役割をしっかりと果たしながら、市内医療機関をはじめとする各種関係機関との連携により、市民の命と暮らしを守る
新型コロナウイルス感染症対策に引き続き取り組んでまいります。
また、ウィズコロナ、ポストコロナ社会を見据え、前向きに取り組む
事業者への支援やハローワークや大阪府をはじめとする関係機関との連携により、感染拡大の影響を受けた市民への就労支援に、引き続き取り組んでまいります。
新型コロナウイルス感染症を取り巻く社会状況は、刻一刻と変化しています。国や大阪府の取組とも連動しつつ、スピーディーかつ柔軟に各種対策を実施してまいります。何よりも市民や
事業者、各種団体などの方々に必要な情報をしっかりと届けることができるよう、引き続き、積極的な情報発信に取り組んでまいります。
また、救急隊の増隊及び資機材の充実、
新型コロナウイルスワクチン接種の着実な実施、自宅療養者への配食サービスの継続実施などに取り組んでまいります。
次に、3つの最重要ポイントのうち、1つ目の最重要ポイントは、子ども・子育てに関わる取組であります。
まず、子供の成長に応じた切れ目のない支援の充実として、関係機関との連携による児童虐待対策や子育ての不安や悩みの一元的な相談窓口機能を備える(仮称)
八尾市子ども総合支援センターの整備を推進いたします。
次に、在宅での子育て家庭への各種支援の充実として、公立認定
こども園5園での一時預かり保育での一時預かり保育の新たな実施や地域子育て支援センターによる子育てに関するオンライン交流を実施いたします。
次に、多様な保育ニーズへの対応として、廃園後の公立幼稚園を活用した認定
こども園等々、放課後児童室の私立複合施設、小規模保育事業実施施設の整備のほか、保育士確保の取組を実施いたします。
次に、放課後児童室の充実として、放課後の小学生が安心して過ごせるように、放課後児童室の整備や放課後児童室保育時間の延長に向けて、本格検討をしてまいります。
次に、
いじめから子供を守る
八尾づくりの推進として、脱
いじめ傍観者教育の継続的な実施や
いじめ対応支援チーム等との連携による学校や
教育委員会における対応力強化への支援のほか、子供たちのSOSを迅速に把握する手紙相談等を実施いたします。
次に、中学校での全員給食の実現に向けて、各種制度の構築に向けた検討を推進してまいります。
次に、学校が選択できる制度設計の推進として、学校区は維持しつつ、通学する学校を選択できる制度の構築に向けた検討を推進してまいります。
次に、2つ目の最重要ポイントは、安全・安心に係る取組であります。
まず、誰一人取り残さない相談体制の構築として、地域共生社会の実現を目指し、市民が抱える複合化、複雑化した課題に対応するため、つなげる支援室を設置し、市全体の相談機関の連携を強化してまいります。
次に、いつまでも自分らしく暮らす支援として、認知症の人などが成年後見制度を利用して、安心して生活できるよう、専門職団体や関係機関による権利擁護支援の地域連携ネットワークを構築いたします。
次に、親亡き後も見据えた支援として、障がい者等の重度化、高齢化が進む中、障がい者等が、親亡き後も安心して地域で生活できるよう、緊急時の受入態勢の整備やグループホームの健康管理体制を支援いたします。
次に、健康寿命の延伸や市民の健康づくり推進として、保健師等のチームによる地域健康づくりを、引き続き展開するとともに、健康まちづくり科学センターを新たに設置し、医療データ等の分析に基づく、各種健康施策を展開してまいります。
次に、地域における防災力の強化として、災害時要配慮者への支援等、地域における課題整理や展開等も踏まえ、各地域での地区防災計画策定を支援いたします。
次に、コロナ禍における避難所運営の強化として、避難所の増設等、市内企業との連携協力を、引き続き推進してまいります。
次に、市全体の消防力強化として、消防本部の機能更新を含めた市全体の消防力強化に向けた基本構想を策定いたします。
次に、3つ目の最重要ポイントは、魅力・活力に係る取組であります。
市内
事業者等への支援として、意欲ある
事業者経営、技術支援補助金制度のメニュー拡充などによるポストコロナへ向けた業態転換や新分野への経営転換等に取り組む市内
事業者等を支援いたします。
次に、公民連携のさらなる推進として、企業の強み、行政の強みを束ね、市民サービスの向上を図る公民連携を推進してまいります。
次に、2025年大阪関西万博への積極的な参画として、大阪府や博覧会協会と連携した2025年大阪関西万博への積極的な参画を図ります。
次に、戦略的なプロモーションの展開として、ものづくり、歴史資産、伝統文化などの市の魅力資源を活用した戦略的なプロモーションを展開してまいります。
次に、映画の町、
八尾に向けて、市内への映画ロケ誘致など、映画の町、
八尾に向けた取組を進めてまいります。
次に、脱炭素型まちづくりの実現に向けて、ゼロカーボンシティ宣言をキックオフとして、市民、
事業者、行政などの多様な主体との協働により、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す脱炭素型まちづくりの実現に向けたプラットフォームづくりに取り組んでまいります。
次に、芸術・文化の振興として、次期芸術・文化振興プランの策定や芸術・文化振興に関する条例の制定など、市民や関係団体と一緒に、芸術・文化の振興を推進してまいります。
次に、新たな公共交通を全地域で推進する取組として、竹渕地域におけるデマンド型タクシーによる実証運行の効果検証を踏まえた新たな公共交通の取組を、全市域で推進いたします。
次に、積極的な情報発信として、
八尾市政だよりの全戸配布や新たなSNSの導入など、様々な媒体、手法を活用した積極的な情報発信を進めてまいります。
次に、スマートシティ戦略の推進として、大阪府との連携による健康・子育て・まちづくりなど、社会課題に関するスマートシティ戦略を推進してまいります。
次に、
令和3年度の市政運営を支える着実な行財政改革の推進についてでありますが、先行きが不透明な中、持続可能な行財政運営を図り、重点取組の財源とマンパワーを下支えするものとして、新やお改革プランに掲げる理念の下、同実行計画の取組をはじめとした行財政改革の推進を図ります。
とりわけ、AIの導入など、ICTを活用した内部事務の効率化をさらに進めるとともに、デジタル庁の創設や大阪スマートシティ戦略といった国や大阪府の動向を踏まえ、行政のデジタル化の推進に的確に対応し、効率的な行政運営と市民の利便性の向上の両立を図ります。
加えて、財源や人的資源が限られる中、外部リソースを効果的に活用する観点から、公民連携の取組を加速化し、企業と行政のそれぞれの強みを生かした事業展開を積極的に推進いたします。
次に、
令和3年度の当初予算の概要についてでありますが、
一般会計の歳入歳出予算の総額における当初予算額は1096億0843万円で、対前年度予算額との比較では、52億3713万8000円の増、率にして5.0%の増となっております。
続いて、特別会計及び企業会計の概要についてでありますが、特別会計全体の予算総額は632億5515万6000円で、対前年度予算額との比較では、20億6234万4000円の減、率で3.2%の減となっております。
企業会計全体の予算総額は446億3197万8000円で、対前年度予算額との比較では、1億5904万7000円の減、率で0.4%の減となっております。
最後に、結びといたしまして、70年以上の本市の歴史を振り返りますと、大きな被害に見舞われた風水害など、市民生活を脅かす幾多の危機を経験してきました。そのたびに、市民の皆様と行政が力を結集し、一つ一つ難局を乗り越え、成長と発展を遂げてきたのが、私たちの
八尾市であります。
令和の時代を迎えた今、
新型コロナウイルス感染症という新たな危機に直面をしております。命を守るための感染しない、感染させない行動など、今後も市民や
事業者、各種団体などの皆様に御協力をお願いすることとなります。御不便な暮らしが続く市民の皆様に思いをいたしたとき、
保健所を設置する中核市
八尾として、今こそ総力を挙げて、期待に応えるべきときだと痛感しております。
この難局を乗り越えるために、私が先頭に立ち、職員一丸となって市民の立場で考え、行動し、市民の命と生活を守り抜くという強い決意で臨んでまいります。
また、
市議会におかれましては、この間、
議会日程の御配慮や国民健康保険料の負担緩和をはじめとした市民の暮らしに密着した様々な支援策を御提案いただくなど、深く敬意を表すとともに、感謝申し上げます。
私と同様に、市民から信託を受けられた
市議会からの御提案につきましては、今後も真摯に受け止め、支援策などに生かしてまいりますので、どうか引き続き、御理解、御協力をお願い申し上げます。
最後に、コロナ禍の先には、必ず
八尾の成長と発展があると確信いたしております。全ての市民が幸せを感じられる町、
八尾、選ばれる町、暮らし続けたい町、
八尾の実現に、自信と覚悟を持ちながら、市政一貫、市政運営に当たることを表明し、
令和3年度の市政運営方針といたします。
御清聴ありがとうございました。
○議長(
西田尚美)
次に、
予算議案を除く一般議案について、植島副市長から提案理由の
説明を求めます。
植島副市長。
◎副市長(植島康文) 〔登壇〕
それでは、一般議案につきまして、議案書に基づき御
説明を申し上げます。
初めに、議案第1号「損害賠償に関する
和解専決処分承認の件」についてでございますが、本件は、
令和2年1月15日、
八尾市渋川町1丁目1番6号先路上において、本市環境事業課職員が運転する防疫車が、作業に向かうため丁字路を左折したところ、当該車両の左側後方を走行していた相手方運転の原動機付自転車と接触し、相手方が負傷をするとともに、相手方車両に損害が生じたものでございます。この事故による相手方との損害賠償の和解につきまして、
令和3年1月21日に
専決処分を行いましたので、
市議会の御承認をお願いするものでございます。
次に、議案第2号「市道路線の認定及び廃止に関する件」についてでございますが、本件は、道路法の規定に基づき、市道路線を認定し、又は廃止するについて、
市議会の議決をお願いするもので、認定する路線が22路線、廃止する路線が6路線でございます。
次に、議案第3号「財産の譲与の件」についてでございますが、本件は、
八尾市立用和幼稚園及び
八尾市立龍華幼稚園を
令和2年度末に廃園することに伴い、両園の建物等を認定
こども園及び保育所並びにこれらにおける放課後児童健全育成事業の用途に供するため、用和幼稚園の建物を社会福祉法人幸悠会に、龍華幼稚園の建物及び倉庫を社会福祉法人竜華福祉会に、それぞれ無償で譲渡するにつき、
市議会の議決をお願いするものでございます。
なお、譲渡期日は、
令和3年4月30日でございます。
次に、議案第4号「執行機関の
附属機関に関する条例の一部改正の件」についてでございますが、本件は、
附属機関を新たに設置する等につき、条例の一部を改正するものでございます。
内容といたしましては、本条例に規定する市長の
附属機関として、新たに
八尾市老人ホーム入所判定
委員会等の3機関を追加するとともに、
八尾市地域安全・安心のまちづくり基金事業助成金審査会等の2機関を廃止するものでございます。
また、附則におきまして、関係条例の一部を改正するものでございます。
なお、施行期日は、
令和3年4月1日でございます。
次に、議案第5号「
八尾市
職員定数条例の一部改正の件」についてでございますが、本件は、市立病院における新型コロナウイルス等の感染症への対応を進めるため、病院事業の職員定数を530人から570人に改めるにつき、条例の一部を改正するものでございます。
なお、施行期日は、
令和3年4月1日でございます。
次に、議案第6号「特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正の件」についてでございますが、本件は、
八尾市
いじめ再調査
委員会委員及び
八尾市
いじめ調査
委員会委員の報酬を、時間単位で支払うことを可能とするにつき、条例の一部を改正するものでございます。
内容といたしましては、現行の規定に、著しく困難な業務に従事する場合その他の特別な事情による場合にあっては、時間額9800円の規定を追加するものでございます。
なお、施行期日については、
令和3年4月1日でございます。
次に、議案第7号「
八尾市
手数料条例の一部改正の件」についてでございますが、本件は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部改正により、建築物エネルギー消費性能適合性判定の対象範囲が拡大されたこと等に伴い、適合性判定等の申請に関する手数料を定めるにつき、条例の一部を改正するものでございます。
なお、施行期日は、
令和3年4月1日でございます。
次に、議案第8号「
八尾市立児童発達支援センター条例の一部改正の件」についてでございますが、本件は、
八尾市立医療型児童発達支援センターにおいて、居宅訪問型児童発達支援に関する事業を行う等につき、条例の一部を改正するものでございます。
なお、施行期日は、
令和3年4月1日でございます。
次に、議案第9号「
八尾市
国民健康保険条例の一部改正の件」についてでございますが、本件は、大阪府国民健康保険運営方針において、
令和6年度までに府内統一保険料を導入しやすい環境を整えるにつき、激変緩和措置の対象財源を全市町村に拡大することとされたこと等に伴い、条例の一部を改正するものでございます。
なお、施行期日は、
令和3年4月1日でございます。
次に、議案第10号「
八尾市
介護保険条例の一部改正の件」についてでございますが、本件は、第1号被保険者に係る
令和3年度から
令和5年度までの各年度における保険料率を定める等につき、条例の一部を改正するものでございます。
なお、施行期日は、
令和3年4月1日でございます。
次に、議案第11号「
八尾市
指定居宅サービス事業者等の指定並びに指定居宅サービス等の
事業等の人員、設備及び
運営等に関する基準を定める条例の一部改正の件」でございます。
本件は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部改正により、条例において引用する同省令の条項に移動が生じたことに伴い、条例の一部を改正するものでございます。
なお、施行期日は、
令和3年4月1日でございます。
次に、議案第12号「
八尾市
都市公園条例の一部改正の件」についてでございますが、本件は、開発行為により本市に帰属した北木の本4丁目第2公園を都市公園として追加するものでございます。
なお、本件は、公布の日から施行するものでございます。
次に、議案第32号「
包括外部監査契約締結の件」についてでございますが、本件は、
包括外部監査契約を締結するにつき、
市議会の議決をお願いするものでございます。
契約の始期は、
令和3年4月1日、契約金額は1221万5000円を上限とする額で、契約の相手方は、弁護士、田上智子氏でございます。
次に、議案第33号「
八尾市
文化会館大
規模改修工事の
工事請負契約締結の件」についてでございますが、契約の相手方は、大豊・畑中特定建設工事共同企業体で、契約金額は、18億1500万円でございます。
次に、議案第34号「
八尾市
文化会館大
規模改修に伴う
電気設備工事の
工事請負契約締結の件」についてでございますが、契約の相手方は、明和電気防災株式会社で、契約金額は、2億3681万0200円でございます。
次に、議案第35号「
八尾市
文化会館大
規模改修に伴う
機械設備工事の
工事請負契約締結の件」についてでございますが、契約の相手方は、浦安桝井特定建設工事共同企業体で、契約金額は、1億8077万2900円でございます。
以上で、提案理由の
説明を終わらせていただきます。
よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
西田尚美)
次に、
予算議案について、東口副市長から提案理由の
説明を求めます。
東口副市長。
◎副市長(東口勝宏) 〔登壇〕
それでは、議案第13号を除く
予算議案につきまして、一括して御
説明申し上げます。
まず、議案第14号「
令和2年度
八尾市
一般会計第17
号補正予算の件」でございますが、補正予算書の1ページから15ページを御参照願います。
まず、1ページでございますが、本補正予算は、歳入歳出予算の総額から11億9203万5000円を減額し、それぞれ1385億7762万7000円とし、継続費、繰越明許費、債務負担行為及び地方債のそれぞれについて、補正するものでございます。
次に、2ページから7ページにおきまして、歳出予算の補正につきまして、御
説明申し上げます。
まず、2ページ下段、議会費では29万4000円を減額するものでございます。
次に、総務費では、総務管理費で5815万2000円を増額し、徴税費で110万2000円を、戸籍住民基本台帳費で107万8000円を、選挙費で14万円を、統計調査費で11万3000円を、監査委員費で18万円を、それぞれ減額するものでございます。
次に、民生費では、社会福祉費で7825万3000円を、生活保護費で1億9898万9000円を、
国民健康保険事業特別会計繰出金で2億7839万3000円を、
介護保険事業特別会計繰出金で530万3000円を、
後期高齢者医療事業特別会計繰出金で5198万7000円を、それぞれ増額し、児童福祉費で2億2035万5000円を、減額するものでございます。
次に、衛生費では、保健衛生費で4437万5000円を、清掃費で7608万5000円をそれぞれ減額し、
病院事業会計繰出金で2億3142万2000円を、
水道事業会計繰出金で8万6000円をそれぞれ増額するものでございます。
次に、労働費の労働諸費で10万2000円を減額するものでございます。
次に、産業費では、農業費で12万2000円を、商工費で9億1302万円を、それぞれ減額するものでございます。
次に、土木費では、土木管理費で123万1000円を、道路橋りょう費で58万8000円を、河川費で1118万4000円を、都市計画費で2億0260万円を、住宅費で1989万5000円を、それぞれ減額するものでございます。
次に、消防費では4473万6000円を、減額するものでございます。
次に、教育費では、教育総務費で3億0538万9000円を、小学校費で8668万4000円を、中学校費で1億1688万2000円を、幼稚園費で22万3000円を、社会教育費で1847万9000円を、保健体育費で2976万3000円を、それぞれ減額するものでございます。
恐れ入りますが、2ページにお戻り願います。
一方の歳入予算の補正といたしまして、国庫支出金及び寄附金でそれぞれ増額し、市税、使用料及び手数料、府支出金、繰入金、諸収入及び市債でそれぞれ減額し、総額で11億9203万5000円を減額するものでございます。
次に、8ページでございますが、継続費の補正として、2件の総額と年割額を変更するものでございます。
次に、10ページでございますが、繰越明許費の補正として、16件を追加し、1件の金額を変更するものでございます。
次に、12ページでございますが、債務負担行為の補正として、2件の限度額を変更し、1件の期間を変更するものでございます。
次に、14ページでございますが、地方債の補正として、1件を追加し、14件の限度額を変更するものでございます。
次に、議案第15号「
令和2年度
八尾市
国民健康保険事業特別会計第4
号補正予算の件」でございますが、補正予算書の1ページから3ページを御参照願います。
本補正予算は、歳入歳出予算の総額から、50万7000円を減額し、それぞれ301億9617万円とするものでございます。
補正の内容といたしましては、2ページ以降に記載のとおり、歳出におきまして、総務費の総務管理費及び徴収費で、合わせて50万7000円を減額し、総務費の総務管理費及び国民健康保険事業費納付金の医療給付費分で、財源組替えするものでございます。
一方、歳入予算におきましては、府支出金で減額し、繰入金で増額するものでございます。
次に、議案第16号「
令和2年度
八尾市
介護保険事業特別会計第3
号補正予算の件」でございますが、補正予算書の1ページから3ページを御参照願います。
本補正予算は、歳入歳出予算の総額に1393万7000円を追加し、それぞれ272億0819万1000円とするものでございます。
補正の内容といたしましては、2ページ以降に記載のとおり、歳出におきまして、総務費の総務管理費及び介護認定審査会費で、合わせて1933万7000円を、基金積立金で161万4000円を、それぞれ増額し、地域支援事業費の一般介護予防事業費及び包括的支援事業・任意事業費で、合わせて701万4000円を減額するものでございます。
一方、歳入予算におきましては、国庫支出金及び繰入金で、それぞれ増額し、支払基金交付金及び府支出金で、それぞれ減額するものでございます。
次に、議案第17号「
令和2年度
八尾市
後期高齢者医療事業特別会計第2
号補正予算の件」でございますが、補正予算書の1ページから3ページを御参照願います。
本補正予算は、歳入歳出予算の総額に348万4000円を追加し、それぞれ71億3155万8000円とするものでございます。
補正の内容といたしましては、歳出におきまして、総務費の総務管理費で527万6000円を減額し、後期高齢者医療広域連合納付金で876万円を増額するものでございます。
一方、歳入予算におきましては、後期高齢者医療保険料及び諸収入でそれぞれ減額し、繰入金で増額するものでございます。
次に、議案第18号「
令和2年度
八尾市
土地取得事業特別会計第1
号補正予算の件」でございますが、補正予算書の2ページ及び3ページのとおり、繰越明許費といたしまして、1件を設定するものでございます。
次に、議案第19号「
令和2年度
八尾市
病院事業会計第1
号補正予算の件」でございますが、補正予算書の1ページ及び2ページを御参照願います。
まず、収益的収入及び支出では、病院事業収益で6561万円を減額し、病院事業費用で3071万1000円を増額するものでございます。
次に、資本的収入及び支出では、資本的収入で2億5876万6000円を増額するものでございます。
また、業務の予定量の補正、職員給与費の流用及び重要な資産の取得について、規定をいたしております。
次に、議案第20号「
令和2年度
八尾市
水道事業会計第1
号補正予算の件」でございますが、補正予算書の1ページ及び2ページを御参照願います。
まず、収益的収入及び支出では、水道事業収益で3億0257万9000円を、水道事業費用で2923万4000円を、それぞれ減額するものでございます。
次に、資本的収入及び支出では、資本的収入で7億2246万1000円を、資本的支出で7億7357万円を、それぞれ減額するものでございます。
また、業務の予定量の補正及び職員給与費の流用について、規定をいたしております。
次に、議案第21号「
令和2年度
八尾市
公共下水道事業会計第1
号補正予算の件」でございますが、補正予算書の5ページ及び6ページを御参照願います。
まず、資本的収入及び支出では、資本的収入で2100万円を、資本的支出で2148万1000円を、それぞれ増額するものでございます。
また、企業債におきまして、1件の限度額を変更するものでございます。
以上が、
令和2年度各会計の補正予算の議案でございます。
引き続き、議案第22号「
令和3年度
八尾市
一般会計予算の件」から議案第31号「
令和3年度
八尾市
公共下水道事業会計予算の件」までの各
会計予算議案につきまして、一括して概要を御
説明申し上げます。
恐れ入りますが、
令和3年度予算の参考資料、当初予算の概要の1ページを御参照願います。
本市の
令和3年度当初予算でございますが、全会計では2174億9556万4000円で、
令和2年度と比較いたしますと30億1574万7000円の増、率にして1.4%の増となってございます。
まず、
一般会計につきましては、総額は1096億0843万円で、
令和2年度と比較いたしますと52億3713万8000円の増、率にして5%の増となってございます。
次に、8ページでございますが、歳入歳出の主な内容といたしまして、まず、歳入面では、
令和2年度と比較いたしますと、まず、市税につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響を勘案の上、見込んだ結果、市税全体では、計画額で361億7771万円を見込み、対前年度27億9189万円の減で、4億円の補正財源を差し引き、357億7771万円を当初予算として計上したところでございます。
次に、地方譲与税につきましては、前年度の決算見込み及び地方財政計画等を勘案し、対前年度2960万円の減で、4億2150万円を計上したところでございます。
次に、地方交付税につきましては、計画額で95億円を見込み、対前年度20億9000万円の減で、2億円の補正財源を差し引き、93億円を計上したところでございます。
次に、繰入金につきましては、財政調整基金、公共公益施設整備基金ほか基金繰入金におきまして42億2445万8000円を見込んでおります。
次に、市債につきましては、臨時財政対策債が、対前年度38億5000万円の増となるなど、全体で135億2670万円を見込んでおります。
恐れ入りますが、3ページにお戻り願います。
歳出面では、経常経費の総額は1020億7010万6000円で、
令和2年度と比較いたしますと、23億0693万5000円の増、率にして2.3%の増となり、投資的経費の総額は75億3832万4000円で、同じく
令和2年度と比較いたしますと、29億3020万3000円の増、率にして63.6%の増となっております。
次に、
令和3年度予算書の1ページを御参照願います。
歳入歳出予算のほか、継続費、債務負担行為、地方債の限度額、一時借入金の最高額150億円及び歳出予算の流用について規定をいたしております。
このうち、継続費、債務負担行為及び地方債の限度額等につきましては、予算書の8ページから14ページに記載いたしておりますので、後ほど御参照願います。
次に、
国民健康保険事業特別会計予算でございますが、当予算書の265ページを御参照願います。
予算総額286億4205万4000円を計上し、債務負担行為、一時借入金の最高額10億円及び歳出予算の流用について、規定をいたしております。
このうち、債務負担行為の限度額等につきましては、予算書270ページに記載いたしておりますので、後ほど御参照願います。
次に、財産区
特別会計予算でございますが、当予算書の329ページを御参照願います。
予算総額2429万4000円を計上したところでございます。
次に、
介護保険事業特別会計予算でございますが、当予算書の351ページを御参照願います。
予算総額268億8707万6000円を計上し、一時借入金の最高額30億円及び歳出予算の流用について規定をいたしております。
次に、
後期高齢者医療事業特別会計予算でございますが、当予算書の417ページを御参照願います。
予算総額73億3487万2000円を計上したところでございます。
次に、
土地取得事業特別会計予算でございますが、当予算書の453ページを御参照願います。
予算総額3億1931万6000円を計上し、地方債の限度額及び一時借入金の最高額2億円について、規定をいたしております。
このうち、地方債の限度額等につきましては、予算書456ページに記載いたしておりますので、後ほど御参照願います。
次に、
母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計予算でございますが、当予算書の475ページを御参照願います。
予算総額4754万4000円を計上したところでございます。
次に、
病院事業会計予算でございますが、恐れ入りますが、
令和3年度
八尾市
病院事業会計予算書の1ページから3ページを御参照願います。
収益的収入及び支出では、収入で144億0487万7000円、支出で157億5779万1000円を計上し、資本的収入及び支出では、収入で17億214万7000円、支出で24億6545万2000円を計上し、企業債の限度額の合計8億9300万円、一時借入金の限度額1億円、流用、棚卸資産購入限度額、及び重要な資産の取得について規定をいたしております。
次に、
水道事業会計でございますが、恐れ入りますが、
令和3年度
八尾市
水道事業会計予算書の2ページから4ページを御参照願います。
収益的収入及び支出では、収入で60億5093万3000円、支出で55億5263万2000円を計上し、資本的収入及び支出では、収入で13億5200万円、支出で36億1573万7000円を計上し、債務負担行為を7件、企業債の限度額の合計9億0260万円、一時借入金の限度額5000万円、流用及び棚卸資産購入限度額について、規定をいたしております。
次に、
公共下水道事業会計予算でございますが、恐れ入りますが、
令和3年度
八尾市
公共下水道事業会計予算書の5ページから8ページを御参照願います。
収益的収入及び支出では、収入で100億1742万5000円、支出で94億5724万6000円を計上し、資本的収入及び支出では、収入で30億413万2000円、支出で77億8312万円を計上し、債務負担行為を3件、企業債の限度額の合計22億4760万円、一時借入金の限度額70億円及び流用について規定をいたしております。
以上が、
令和3年度各
会計予算の当初予算の議案でございます。
以上で、提案理由の
説明を終わらせていただきます。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
─────────────────────
△議案第13号「
令和2年度
八尾市
一般会計第16
号補正予算の件」
○議長(
西田尚美)
次に、日程第7、議案第13号「
令和2年度
八尾市
一般会計第16
号補正予算の件」を議題といたします。
東口副市長から提案理由の
説明を求めます。
東口副市長。
◎副市長(東口勝宏) 〔登壇〕
ただいま議題となりました議案第13号「
令和2年度
八尾市
一般会計第16
号補正予算の件」につきまして、提案理由の御
説明を申し上げます。
本補正予算は、市民の方に、安心して、速やかに、
新型コロナウイルスワクチンを接種いただけますよう、必要となる体制を整備、確保するための予算でございます。
恐れ入りますが、補正予算書の1ページを御参照願います。
本補正予算は、歳入歳出予算の総額に4451万2000円を追加し、それぞれ1397億6966万2000円とし、債務負担行為を追加するものでございます。
次に、2ページ及び3ページでございますが、歳出予算の補正といたしまして、衛生費の保健衛生費で4451万2000円を増額し、歳入予算の補正として、国庫支出金で、同額を増額するものでございます。
次に、4ページ及び5ページでございますが、債務負担行為の補正として、当接種関係業務を追加するものでございます。
以上で、提案理由の
説明を終わらせていただきます。
よろしく、御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
西田尚美)
これより質疑に入りますが、通告がありませんでした。
よって質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
それでは、ただいま議題となっております議案第13号については、お
手元配付の議案付託書のとおり、予算決算常任
委員会に付託いたします。
─────────────────────
○議長(
西田尚美)
次に、この際、申し上げます。
会議時間は午後5時までとなっておりますが、議事の都合により、暫時延長いたします。
なお、ただいま付託いたしました議案第13号の審査のため、この後、本
会議を休憩し、午後1時から予算決算常任
委員会保健福祉分科会を開会し、分科会閉会後に、引き続き予算決算常任
委員会総務分科会を開会いたします。
また、午後4時30分から予算決算常任
委員会全体会を開会し、議案第13号について討論、採決を行った後、本
会議を再開いたしますので、議員並びに
執行部各位におかれましては、よろしくお願いいたします。
─────────────────────
○議長(
西田尚美)
それでは議事の都合により、暫時休憩いたします。
午前10時58分休憩
◇
午後5時45分再開
○議長(
西田尚美)
これより休憩前に引き続き
会議を開きます。
─────────────────────
△議案第13号「
令和2年度
八尾市
一般会計第16
号補正予算の件」
○議長(
西田尚美)
この際、お諮りいたします。
議案第13号については、予算決算常任
委員会での審査が終了いたしましたので、議案第13号「
令和2年度
八尾市
一般会計第16
号補正予算の件」を日程第8に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
西田尚美)
御異議なしと認めます。
よって、議案第13号を日程第8に追加し、直ちに議題とすることに決しました。
─────────────────────
△予算決算常任委員長報告
○議長(
西田尚美)
それでは、ただいまから、予算決算常任
委員会における付託案件審査の結果について、予算決算常任委員長の報告を願います。
田中慎二議員。
◆予算決算常任委員長(田中慎二) 〔登壇〕
ただいまから、予算決算常任
委員会における付託案件審査の結果について、御報告申し上げます。
本日、午前中の本
会議におきまして、当
委員会に審査を付託されました議案第13号「
令和2年度
八尾市
一般会計第16
号補正予算の件」につきましては、本日、所管の各分科会を開会し、
執行部から詳細な提案理由の
説明を受け、慎重に審査をいたしました。
その後、全体会を開会し、採決を行った結果、原案可決を適当と認めたものであります。
以上で、予算決算常任委員長報告を終わります。
○議長(
西田尚美)
以上で、予算決算常任委員長の報告は終わりました。
それでは、委員長報告に対する質疑に入りますが、通告がありませんでした。
よって、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより、討論に入ります。
通告により、大野議員、討論願います。
◆13番議員(大野義信) 〔登壇〕(拍手)
議案第13号「
令和2年度
八尾市
一般会計第16
号補正予算の件」について、日本共産党を代表して、賛成の立場から討論を行います。
新型コロナウイルスのワクチン接種が日本でも始まりました。本議案は、
八尾市における
新型コロナウイルスワクチン接種に係るコールセンターの設置運営経費、接種券の郵送及び広報啓発に係る費用など、4451万2000円の増額補正に係るものです。
日本共産党は、もちろん賛成ですが、幾つかの提起をしておきたいと思います。
1点目は、ワクチン接種について、打ちたい、迅速提供とあったように、今回の接種は、あくまでも個人の自由意思によるものです。そのため、ワクチンの安全性、有効性、副反応のリスク、特例承認を決めた審議会、選定、承認に係る全ての審議会の議事録や資料の公開が不可欠です。国・府とも連携を取りながら、市としても、情報の共有、市民への迅速な公開が不可欠です。
2点目は、先ほど、
委員会で、ワクチンは万能ではない。併用して感染対策の徹底が重要である。そのことをしっかり広報していきたいと、答弁されたとおり、自治体は今後、ワクチン接種と感染対策という2つの大仕事をしなければなりません。この間、当初、示されていた国の地方自治体に対する国庫支出金の上限が2倍に引き上がりました。
自治体がこれでは足りないと声を上げたからではないでしょうか。今、一番の課題は、ワクチン接種のための医療体制について、9割の自治体がめどが立っていないと答えていることです。さらなる国の財政支援が必要であり、引き続き、国に求めるべきです。
3点目は、先ほど
委員会の中で、100%接種が望ましいと答弁されました。今回のワクチン接種は、あくまでも希望者に対する接種です。接種する、しないによる不利益や差別が起きないよう、対応することが必要だと考えます。
以上、3点を提起して、日本共産党を代表しての賛成討論とします。
御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(
西田尚美)
通告に基づく討論は終わりました。
それでは、討論を終結して、これより、議案第13号について採決いたします。
本件、委員長報告どおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
西田尚美)
御異議なしと認めます。
よって、議案第13号については、原案どおり可決されました。
─────────────────────
○議長(
西田尚美)
以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
なお、2月24日水曜日、午前10時から代表質問を行います。
─────────────────────
○議長(
西田尚美)
本日は、これをもって散会いたします。
午後5時51分散会
────────────────────────────────────────────
〇
会議録署名議員
┌───────┬────────┬─────────────────────────┐
│
市議会議長 │西 田 尚 美 │
│
├───────┼────────┼─────────────────────────┤
│
市議会議員 │露 原 行 隆 │
│
├───────┼────────┼─────────────────────────┤
│
市議会議員 │田 中 久 夫 │
│
└───────┴────────┴─────────────────────────┘...